ゴミ箱を消臭するには、残飯、野菜くず、調理くずの臭い対策の効果が特に大きいです。
自動消臭のゴミ箱があったら良いのに・・・。
探したら、あるものなんですねぇ。
カナダ生まれの犬用トイレバケツも見つけました。
かなりの消臭効果が期待できるので、ゴミ箱として使うのも手かもしれません。
3万円くらいでぽ~んと買うか、自動消臭のゴミ箱に頼らず、こまめに掃除して健康と美と、風水で言ったら金運も手に入れるか、今回は後者にスポットを当てて、キッチンのゴミ箱を消臭する方法を探します。
消臭剤を使ったり、一般的な方法を臭いの種類別に調べましょう。
キッチンのゴミ箱がなぜ臭うのか。
諸悪の根源は生ゴミ!
「食事は残さず食べるので大丈夫よ。」って人でも、残念ながら生ゴミは必ず出ます。
カレーを作り終わったあとの鍋についたカレーを、パンでぬぐい取るようにしてトーストして焼きカレーパンを作ったりしても、食べたお皿にパン屑が出ます。
また、まだほんのりカレーの残った鍋に好きな野菜、スープの素を入れて、ほんのりカレースープを作ったとしても、切った野菜屑も出ます。
魚料理をするときに内臓も生ゴミになります。
時々は、お腹がいっぱいで肉、魚など残すかもしれません。
すべてが生ゴミへ変身してしまうので、残飯、野菜くず、魚、肉などの調理くずの臭い対策を立てましょう。
1.残飯の臭いを、便利で美しい方法で消滅。
食事が終わったら食器は流し台に下げて、水を張って洗いやすくするのが一般的だとしたら、この方法は斜め上を行く画期的方法です。
例えばフライパンに残ったソースを洗うのに、ギトギト油汚れに食器洗剤、あの有名なジョ〇を使ったとしても、お湯で洗わない限り1回ではスッキリしないし、すすぐ水も大量に使ってしまい、また、残り屑が排水ポケットに溜まります。
排水ポケットの掃除は、も~~ういつも嫌な掃除部分上位ノミネートされているように困り過ぎです。
そこでまず、残飯を排水ポケットまで到着させないことです。
スーパーの食器洗剤売り場に置いてある重曹の粉末を、フライパンなど調理道具にこびりついた残飯の上に振りかけます。
ほとんどの重曹の袋はチャック付きですが、そのまま振りかけるとチャックの部分に粉が入って閉じづらくなるので、大き目振り出し口の振りかけ容器などに入れて使うのが良いです。
そして残飯と混ぜて、シリコン製の使いやすい小さめヘラで集めてきたら、燃えるゴミとして捨てます。
ポイントは、ゴミ箱へ捨てた上から雑菌・臭いの元となる水分を足さないことです。
乾燥で消臭です。
2.野菜くずの臭いは、包んで解決。
野菜くずなどを入れる流し台に置かれた三角コーナーは、この際、思い切って置かないことにするだけでも臭いは防げます。
三角コーナーの掃除の手間と、どうしても溜まってしまう雑菌を除去のつもりで、野菜くずは調理台で直接新聞紙や広告紙に置きます。
折り紙のように箱型に折ってしまうと入れやすいです。
新聞紙一枚で28センチ四方、半分で20センチ四方、慣れてくれば1分で完成です。(自己記録より。)
ちょっとした場所に置くには、新聞紙1/4枚分を折って13センチ四方の紙箱が使い良いです。
みかんを食べたあとにもテーブルサイズで置けます。
読み終わった雑誌のページで作ってもオシャレで丈夫なプチゴミ箱で、上手に消臭しましょう。
3.魚、肉などの調理くずのニオイは、凍らせて撃退。
魚などの内臓は、消化酵素が含まれているので腐るのが早いのです。
よって即冷凍保存です。
ビニールの袋の口をしっかり縛り、さらに色付きのビニール袋などに入れて、他の食品と見分けがつくように捨て忘れないようにしましょう。
ゴミを冷凍庫には抵抗がある方は、クエン酸の粉末をかけてビニール袋を二重にしてしっかり縛るのも効果ありです。
調理済みの魚や肉なら、野菜くずのときのように紙箱に包んで捨てる方法にしてからビニール袋に入れてゴミ箱に捨てるのも、消臭上級者コースです。
キッチンのゴミ箱を消臭するには、生ゴミの臭いや雑菌の元となる水分を、とにかく封じ込めること。
毎食ごとに生ゴミを外に出すことがキッチンのゴミ箱消臭につながりますが、ご近所迷惑になるお住まい環境の方もいらっしゃるようです。
日本は食品廃棄物の多さが1位2位を何年もキープしているということも頭に入れて、腹八分目を意識した食事メニューを考えて買い過ぎないなど、生ゴミを出さない食事も心掛けたり、工夫したいものです。
(筆者:にゃんきち)