電子レンジの臭いの原因は腐った油なので、まずは溜め込んでしまった油を取り除くことから始めましょう。
食器洗い用洗剤原液をつけてゴシゴシしたくなりますが、あとの処理を考えるとやはり食品を加熱するので安全で楽な重曹を使う方法がベストです。
電子レンジ・・・検索しても、もちろん知っているでしょ?と言わんばかりの商品紹介のサイトだらけです。
特別に新製品でなくても便利なことには違いないのですが、機能を全部使いこなせてるかというと、はなはだ疑問です。
ここ最近ゲットした情報によりますと、1杯分のお湯をわかすなら電子レンジが最も安く、次に電子ケトル、ガスの順番だそうです。
たっぷりのお湯を沸かすなら、やかんをガスで沸騰させて、魔法瓶タイプの容器に入れるのが良いらしいです。
電子レンジで沸かしたお湯でティータイムするには、お湯に臭いが移ってしまわないように電子レンジ内の臭いの悩みを取り除く対策が必要ですね。
そこで、電子レンジの臭いの原因と、重曹クリームクレンザーを使った消臭方法と、普段できる消臭の工夫について調べてみました。
◆電子レンジの臭いの原因は、恐怖!腐った油です。
腐った油とは、にわかに信じがたいですが、昨日今日で腐ったわけではなく、毎日の積み重ねが腐りを生み出してしまうのです。
電子レンジは食品を温めることに一番使用されますが、温める対象が、いつもサラサラの良い香りの物とは限りませんし、カレーなどの比較的ドロドロ系で油っぽいものが元気よく飛び散ったりします。
イカなどは温めすぎると破壊的な暴れようです。
そんな時は、イカに切れ目を入れて温めると爆発を防げるそうです。
少しだけならと、ラップをかけずに温めたりするとなおさら電子レンジ内に飛び散った油がくっつき、使い終わったあとは扉を閉めて気づかないでそのままにしてしまい、次に使うときにその飛び散った油を熱して、さらに電子レンジ内にこびりつかせてしまいます。
そうして電子レンジ内に落ち着いて腐っていった油が、臭いを出し始めるのです。
電子レンジ内の消臭には、この腐った油を取り除くことが大切になってきます。
◆電子レンジの天井に塗っても落ちてこない重曹クリームクレンザーの作り方。
ジャムの空き瓶などに重曹1カップを入れ、台所用液体せっけん50mlを少しずつ加えて混ぜます。
この台所用液体せっけんというのは、普通に使われている食器洗い用の合成洗剤ではなく、パッケージの裏に「台所用石けん」と書かれているものを使います。
あとは大さじ1の酢を加えて混ぜ、ホイップクリームのようになったら出来上がりです。
電子レンジの天井、壁と、汚れをしっかりホールドして消臭してくれる優れものの重曹クリームクレンザーを塗りまくり、30分くらい経ってから使い古しの歯ブラシなどで汚れを擦り落とします。
あとは、ふきんなどで水拭きすると見事に消臭できます。
◆普段できる電子レンジの消臭の工夫は、お茶など身近なものを使って。
電子レンジに付いている脱臭機能は、20分くらいすごい熱で電子レンジ内の油汚れを焼き切るので、換気をしながらでないと煙や焦げた臭いの悩みがつきものです。
外側まで熱くなり、爆発するのではないかと思う人もいるくらいです。
もっとマイルドな消臭対策をお望みなら、飲み終わって湿ったお茶の葉を使うのはいかがですか?
お皿の上に湿ったお茶の葉を乗せ、1分間加熱するだけでOKです。
また、水に溶かした重曹を加熱して水蒸気を電子レンジに付けてしまう方法もあります。
電子レンジの中が触っても熱くないくらいの温度になったら、付いた重曹の水蒸気を乾いたふきんなどで拭き取ります。
電子レンジで沸かしたお湯で、さわやかにティータイムを過ごせるほどの安心消臭。
普段酷使している電子レンジだからこそ、頑固な汚れを付けてしまう前に拭き取ったり、使い終わったら扉を開けておいたり、温めるものにはしっかりラップをするなどして、理想は電子レンジで沸かしたお湯でも臭いが付かないレベルの消臭を心がけたいものです。
(筆者:にゃんきち)