カビの臭いを絶対に消したい困った場所3つのカビ対策を伝授!

カビの臭いカビが生えたら結構困ってしまう場所に、畳、本棚、クローゼットがあります。

カビが育つのに最適な温度は、25℃~28℃です。

人間が室内で過ごす快適温度は、冬で18℃~22℃、夏がなんと25℃~28℃です。

これは見事にカビと気が合ってしまっているではありませんか。

昔の住居は室内の温度調節が厳しい木造一戸建でした。

快適な暮らしを求めて今の住居は、外からの熱を通さない工夫などがされていて、夏は涼しく冬は暖かくを続けられるようになりました。

その結果、残念なことにカビウェルカムの場所を多く用意してしまったのです。 

快適な暮らしは手に入れたいけどカビと仲良く暮らしたくないという方のために、困った場所3つのカビの臭い対策を伝授します。

◆畳のカビの臭い対策。

畳

畳はイグサの茎で作られいて、呼吸もして自然な湿気の調節もできているのですが、最近のすきま風も入らないような住居では、畳の呼吸が間に合わなくなっていることもカビにとっては都合が良いようです。

生えてしまったカビの臭い対策にももちろんですが、畳のお手入れにも効果大なのは、お酢を使う方法です。

酢水の作り方。

水10にお酢1の割合で混ぜて出来上がりです。

畳の拭き方。

酢水に布を浸し硬く絞ります。

絞った布で畳の目に沿って拭きます。

そのあと別の乾いた布で拭いて仕上げます。

では、さらに畳のカビの臭いを完全に無いものとしたい、新しく買い換えようとする場合はどのようにしたら良いのでしょうか。

畳は、しっかりした職人さんのアドバイスが必要です。

畳のプロフェッショナルの制度で認められている「畳ドクター」で検索してみましょう。

お住いの地域の資格を持った畳店が見つかりますので、アドバイスを受けるのが一番間違い無しです。

◆本棚のカビの臭い対策。

本棚

心構えの確認。

まず念のためですが、本棚にカラーボックスを使っていらっしゃる方は、以下の臭い対策をしても必ずしも本棚の臭いが取れるとは限りません。

臭いが取れない原因というのは、カラーボックスって薄い板を組み合わせて張り合わせてできていたりするんです。

なので表面だけカビ退治をしてカビがすっかりなくなっても、張り合わせた目に見えない内側の部分にまでカビが入り込んでる場合、臭いは完全には取れません。

それでもトライしてみようという方は、以下の方法をお試しください。

お天気の確認。

カビ退治の前に必ずお天気の良い日を確認してから、部屋の対角線上にある窓を2か所開け風の通り道を作ります。

カビ退治の装備。

目に見えないカビを吸い込んだりしないように、使い捨ての手袋やマスクも必要です。

本の移動。

本にもカビがある場合は、大きめのビニールに入れるなどして本棚から移動しましょう。

理想は「本の虫干し」と言われている日光や風に当てる方法です。

本棚を拭く。

布にエタノールを浸し、本棚を拭きカビ退治します。

無水エタノール500ml約1,000円が人気です。

アルコールなので蒸発するため、からぶきは必要なく乾いていきます。

ここまでで本棚のカビ取りは完了ですが、カビは退治したら一生安心というわけではないので、カビを生やさない工夫も大切です。

カビを生やさない工夫をする。

できたら本棚の周りのスペース、後ろも横も少し開けましょう。

本を1冊分開けて立てるようにします。

組み立て自由のスチールラックなどの本棚に替えるなど、重要なのは風の通り道を作ることです。

人気のスチールラックは約8,000円で棚板1枚あたり80kgまでOKの商品です。

360度回転のストッパー付きキャスターで移動もできるのは、掃除にも便利ですね。

組み立ても工具不要で簡単ですし、幅や奥行きも選べます。

梅雨に入り窓を開けられない日が続いた場合には、エアコンの除湿機能も利用しましょう。

カビ退治には湿度も大切です。

ちなみに図書館の湿度は55%前後なので、自宅の湿度も55%前後を心がけると図書館のような居心地の良さを味わえることでしょう。

◆クローゼットのカビの臭い対策。

クローゼット

お天気の確認。

必ずお天気の良い日を確認してから、部屋の対角線上の窓2つを開け風の通り道を作ります。

カビ退治の装備。

目に見えないカビでも油断は禁物です。

カビを吸い込まないようにマスクは必ず着けましょう。

使い捨て手袋も着けると良いです。

衣類の移動。

カビの生えた衣類は大きめのビニール袋に入れて移動しましょう。

その他の衣類も全部出してみて、良いチャンスなので着ないものは処分するなどして量を減らすことも必要です。

詰め込み過ぎもカビが生える原因になります。

クローゼットを拭く。

エタノールを布に浸してカビを拭き取ります。

クローゼットのカビ取りは完了ですが、やはり一生カビが生えないわけではないので、カビを生やさない方法を見ていきましょう。

カビを生やさない工夫をする。

脱いだばかりの服はすぐにクローゼットに片付けないことも大切です。

クリーニング屋さんから戻った服はビニール袋から出し、空気を通す不織布製のカバーにかけ直すなどしましょう。

人気の洋服カバーは日本製で約2,500円の柄付きの商品です。

ティッシュのように取り出せる50枚入りになっています。

模様の印刷部分に防菌防臭加工してあるので安心です。

洋服カバー

お天気の良い日には、クローゼットの扉を開け風を通したり、エアコンの冷暖房をつけるときもクローゼットの中と外の温度差を作らないためにも、扉を開けておくことも必要です。

湿気は重いので、除湿剤を置くなら下に置きましょう。

人気の除湿剤は備長炭の使い捨てタイプ(420ml×3個パック)×3個で約600円の商品です。

また、クローゼットの扉の隙間が空いてるルーバータイプワードローブに替えてしまう方法もあります。

人気のクローゼットは、2mの高さで約49,000円の通販会社から販売されている商品です。

ルーバーワードローブ

カビの臭い対策は、すべて換気です。

換気

晴れた日は部屋に風を通し、雨の日は除湿をして湿度を55%前後にすることが、カビの臭い対策と共に、心もすべてオープンにして洗われてゆくようで気分爽快になることでしょう。

梅雨のジメジメした空気だって、部屋の中はカラッと変えられますよ。

(筆者:にゃんきち)

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