空気清浄機の臭い対策は、フィルターの掃除です。
光触媒空気清浄機は110,000円くらいで買えるから~などと言ってみたいところですが、普通の売れ筋の空気清浄機が20,000円前後なので、光触媒空気清浄機は憧れになるのでしょうか。
5月に開かれる主要7カ国(G7)エネルギー相会合に出席する閣僚の皆様への記念品として贈られるくらいですので、長期間嫌な臭いに悩まされることもないようです。
では、普通に出回っている空気清浄機を臭いのないものにするために、臭いの原因と、対処法、メンテナンスの大切さについて、わかったことをお届け致します。
◆空気清浄機の臭いの原因は、吸い取った空気中の臭いやホコリです。
まず最初に空気清浄機は空気中の臭いやホコリを吸い取り、中のフィルターで臭いやホコリを一時預かりし、キレイな空気だけを外に出すという作業をしています。
その時に預かっている臭いやホコリを溜めたままにしておくと、預かるにも限度があると空気清浄機がムカついて臭いを出し始めます。
◆対処法は、フィルターの掃除です。
2~3か月に1回くらいフィルターを掃除しましょう。
空気清浄機ごとの取扱説明書に書かれた通りに行います。
例を挙げますと、
まず、必ず電源コンセントを抜いてから、空気清浄機の後ろを開けると脱臭フィルターがあるので外して、シャワーなどの流水で汚れを洗い流します。
ホコリが気になるようでしたら、最初に掃除機で吸い取っても良いのですが、いずれもそぉ~~~~っとそぉ~~~~っとフィルターを傷つけないよう、形を崩さないよう気を配りながら行います。
まだ臭いが取れないなぁというときは、なんと!ウーロン茶に10分ほどつけるそうです。もったいなっ。
ウーロン茶に含まれるカテキンや香りの働きが効果を発揮!ですって。
つけ終わったら十分にすすいでくださいね。
干すときも、屋外の風通しの良い場所で、横置きにして、陰干しにします。
ここ大事。
縦置きにすると、フィルターの形が崩れるそうです。
他にも、クエン酸を使った方法ですと、70℃~80℃くらいのお湯にクエン酸を溶かし、2時間くらいつけたあと水で流すなどがありますが、空気清浄機ごとの取り扱い説明書通りにしたほうが安心です。
一番やってしまう甘い考えは、空気清浄機がクサイからと、前で防臭スプレーを使ってしまうことです。
そうするとですねぇ、スプレーの液体がフィルターに溜まってカビになり、これまた嫌な臭いのもとになるんです。
どうしても使いたい場合の効果的な使い方は、遠く離れて防臭スプレーを使うか、スプレーの液体が乾いてから空気清浄機を点けるかするのが良いです。
◆空気清浄機は、メンテナンスがひじょ~~~に大切です。
空気清浄機は、キレイな空気を作り出してくれるものではなく、空気中の汚れた臭いやホコリを一度キャッチしてキレイな空気だけを返してくれているのですから、ずっと甘え続けているわけにはいきません。
臭いやホコリが受け止められないほどの量になったら、キレイな空気を出そうとしてもクサイ臭いや汚いホコリが出てしまいます。
トイレなどと違って見た目が気がつきづらいですが、裏のフィルターチェックは必須です。
加湿器が付いている場合も、使わないときでも水を入れっぱなしにしない、毎日取り換えるなど気を配ってこそキレイな空気が手に入るというものです。
飲み水だったら三日前に用意したものを飲んだりしないのと同じことです。
大切なメンテナンスを楽に行うためにも、買うときにデザインばかりでなく、メンテナンスのしやすさも充分気に留めて買うことも必要になります。
一般の空気清浄機で臭いのないキレイな空気を手に入れるには、メンテナンスが必要です。
空気清浄機の臭い退治に使われるクエン酸は、梅にも含まれています。
梅の実は、梅酒やジャムやお菓子や料理に使われたりと、塩と同じく最も古い調味料でもあります。
梅干し型消しゴムの「梅消し」というのも、かなりイケてます。
想像しただけでも、おぉ~酸っぱい。
花言葉は上品。
(筆者:にゃんきち)