バスタオルの臭いの元=細菌をやっつけましょう。
酸素系漂白剤を使う消臭方法や、乾かし方などにも注目してみます。
日本には、120年の歴史と伝統の高級タオルがあります。
高級なものを大切に使うことは、自分自身も大切にすることに繋がっていくようです。
バスタオルは、必ず使わなければならないルールもありませんし、あの大きい面積をまんべんなく全部使っているわけでもないので、いっそバスタオルの半分のサイズのスポーツタオル2枚で代用するのもありかもです。
スポーツタオルだったら気軽で洗濯の回数も増えるので、清潔感アップです。
バスタオルは清潔な体を拭いているので清潔だと、絶対的自信がある人が多い中で、臭いの原因は一体何なのでしょう。
特別に汚れたものを拭いているわけでもないのに、なぜバスタオルが臭うのでしょうか。
臭いの原因となる雑菌を増やすものと、バスタオルに付いている細菌の様子と、乾かし方にスポットを当ててみます。
◆臭いの原因となる雑菌を増やすものは、「皮脂汚れ」「タンパク質汚れ」の洗い残りです。
体を完璧に洗い残りなしにすることは無理なので、バスタオルの臭いを取るには、洗濯頻度を上げたほうが良いです。
◆バスタオルに付いている細菌は、水を含んで活動を始めます。
細菌を退治しない限り、どんなに高級な洗剤を使おうと、天日干ししようとバスタオルの臭いは消えません。
◆部屋干ししたり湿気の多い中で乾かすと、雑菌が増えることによって臭いが出ます。
雑菌を、もとから絶たないとバスタオルの臭いは消えませんが、干し方でいくらか臭い解消の効果が得られます。
部屋干しの場合、乾かす洗濯物の量が多すぎると、それだけ部屋の中がジメッとしてしまうので、梅雨時は洗濯物を溜め込まずに洗濯して、なるべく少ない量で干します。
雨の日は窓を開けずに換気扇だけをつけて、晴れの日はできたら対角線上の窓を2か所以上開けます。
干す前にアイロンをあてたり、扇風機を回したりと短時間で乾かすことです。
あてる風を用意できない場合でも、バスタオルを物干し竿に半分に折って干すよりは、ずらしてなるべく1枚の状態で干します。
この状態だと、長いバスタオルが床についてしまいがちなので、横にしたバスタオルをピンチハンガーにジクザクにとめて重なる部分を無くしながら干す方法もあります。
臭いのもとの細菌をやっつけましょう。
一番ポピュラーなのが、酸素系漂白剤です。
色柄物用の酸素系漂白剤を入れた30度から40度のお湯に、臭いのきついバスタオルをつけ置きしたあと、普通通りに洗濯します。
薬品を使わなくても昔ながらの方法、煮沸というのは、さらに効果大です。
こちらは、バスタオルを入れて煮る大きなパスタ鍋や、取り出すときに菜箸ではバスタオルの重みに耐えきれないためにトングを使うなど苦労をする分、消臭効果は抜群です。
他には、洗濯槽の掃除なども大切です。
(筆者:にゃんきち)